大雪になった

RX-82008-01-23

先日の積雪に続いて、今日は大雪である。
まぁ、雪国だからこのくらい降るのはあたりまえだが。
 
安曇野の自宅を出るときにはたいした降りではなかったが、塩尻の会社に着いたときは、ガンガン降っていて、結局1日中降っていた。
 
帰りが大変である。
 
実は雪道は静かで走りやすいと思うのだが、幹線道路はちょっと様子が違う。
圧雪の上に大型トラックが通るのだが、トラックはタイヤチェーンを巻いていたりするので、路面がデコボコなのである。
まるでウォッシュボードだ。
 
そんな道を走ると、ロードインフォメーションが確かなRX-8にとっては、とても具合が良くない。
ハンドルは掘削機のようだ。
それに、交通量の多いところは、圧雪を通り越して、表面ツルツルなのである。
氷のウォッシュボードだ。
 
ワダチなんかあろうものなら、振られる振られる。
そんなだから、いつもの3倍くらい流れが悪い。
もっと交通の流れを読めよって思うくらい、遅い軽自動車とか居るので、迷惑千万である。
安全第一であるからして、咎められないのだが、雪国なんだからもっと軽快に雪道を走ってほしい。
 
雪での渋滞がイヤで、山側の裏道に進路を変える。
幹線道路より、一層路上の雪が深いのだが、あまり圧雪されてないので、走りやすい。
なんだ、山道のほうがぜんぜん早く帰宅できる。
 
冬道は凍っている路面が一番怖い。
雪が降っても、路面が白いうちは、たいしてタイヤも滑らないのだが、黒光りしているような路面は背筋も凍る。
そんなときはシートに深く座ってしっかり身体をホールドし、お尻に神経を集中させる。
もう、「滑るもの」と考えて走るのがコツである。
わざと先に滑らせてみたりすると、唐突に滑り出したときより「自分が滑らせているんだ」という余裕があるので、
けっこう楽しいものである。
 
しかし、喜んであまり滑らせすぎると、車から降りてクラクラする。
タツに座ってゴハンを食べていても、ずっとドリフトしているような感じなのだ。