RX-8の4名乗車

今日、とある懇親会が上田で開催され、その帰りに主賓の3名をRX-8で送ることになった。
(よりによってナゼ私なのかは置いておくとして…)
RX-8の後部座席に人を乗せるときには、少々解説しなければならないことがある。
 
RX-8のフリースタイル・ドアは、俗に言う「観音開き」なのだが、後席のドアは車体の外側にドアノブが無いため、よほどのクルマ好きでない限り、たいていの人はどうやって開けてよいかわからないものだ。
一応解説しながら、私がフリースタイル・ドアを開放してみる。
初めて前後のドアを開放した状態を見た人は、だいたい感銘を受けるようだ。
 
RX-8のことを知らない人は、後席に乗り込むとき、後席のドアを開けずに前席の背もたれを倒そうとする。
普通の2ドアクーペなら正解であるから、これはこれで解らないでもない。
しかしRX-8は前席の背もたれを前に倒したとしても、後席に乗り込むことはできない。
 
無事、前席後席に乗り込んだあと、気をつけておかなければならないことがある。
前席の人が先にドアを閉めてしまうことだ。
RX-8のドアは前側のドアを閉めた後に後ろ側のドアを閉めることはできない。
もしそんなことをしてしまうと、RX-8のオーナーならば、両手両膝を地面について嘆くことになる。
(orz ←こんな感じ)
後席側ドアを後から閉めると、ドアの内側にザックリと傷が付いてしまうのだ。
なので、必ず後席側ドアを閉めてから前席側ドアを閉めるように注意しなければならない。
 
今回は無事、4名乗車。
意外ではあるが、RX-8は4名乗車も窮屈ではない。
もっとも、大柄な人間が4名乗車すると、さすがに厳しいだろうが…。
今回乗車した私を除く3名(1名女性)は、特に窮屈な感じは無かったようだ。
もちろん、ごく普通の4ドア車に比べたら、狭いことに変わりはないのだろうが。