東京オートサロン2008に行ってきた

RX-82008-01-13

東京オートサロンを友人と見物に行ってきた。
東京オートサロンは、毎年1月頭に開催される、チューニングカーとチューニングショップのお祭りである。
今年も大盛況だったようだ。
年々入場者が増えている感じがする。

 
入場者が多いということは、それだけ各ブースを見て周るのも大変なのである。
クルマもキャンギャルのお姉さま方も、普通に撮影するのが困難な状況である。
 
今回はとにかく日産GT-Rが目に付いた。
まだ先月に発売されたばかりというのに、有力なショップやパーツメーカーがこぞってGT-Rを展示している。
中には既にGT-Rにカスタマイズを施したり、全塗装までしているものもあったりで、注目度抜群である。

NISSAN GT-R 出展車(一部)




 
GT 500用レーシングカー

世間的にGT-Rについては、それこそ賛否両論であるが、これだけ自動車関係者が注目しているとなると、GT-R効果というのはスゴイと思う。
個人的には、GT-Rの維持費の高さに閉口するのと、ものすごい性能なのにあの内装で、ガッカリしていたのだが、これだけGT-Rで盛り上がると、なんだか欲しくなってきてしまうのである。
 
ついでに言えば、先月からやっているPS3のゲーム「グランツーリスモ5 プロローグ」でのGT-Rのパフォーマンスに衝撃を受け、こんなに高性能なら安いかもと思ってしまっている自分が居たりする。
 
話しをオートサロンに戻すが、5〜6年くらい前から、オートサロンの出展車がワンボックスや高級セダンばかりに偏っていたような気がして、あまり見にいっても面白くないと思っていたのだが、今年はまるで違った。
賛否両論ではあるが、新GT-Rの誕生には業界全体で喜んでいる感じが伝わってきたのである。
 
一部で「日産はチューニングショップ業界を敵に回した」とか言われちゃってるけど、腕の無いチューナーに任せて改悪されるとマズイくらい、ハイパフォーマンスなのではないか。
(腕のあるチューナーなら、きっと問題点を解析して、カスタマイズしてしまうんだろうし)
それだけGT-Rはスバラシイのである。
そんな気持ちになるくらい、オートサロンでGT-Rは目立っていた。
 
やっぱりクルマはスーパーカーやスポーツカーなのである!
日産以外の各メーカーからも、GT-Rみたいな尖がったモデルが出てくることを期待したい。
 
さて、RX-8乗りの私としては、今回のオートサロンで注目すべきものがもうひとつある。
RX-8がいよいよマイナーチェンジし、MAZDAのブースに参考出品されているのだ。
発売から5年でようやくマイナーチェンジである。
 
自分のRX-8('04年式 Type S)と比べるべく、参考出品車のType RSに早速乗ってみた。
外装は、ヘッドライトが少し切れ長になったのと、フロントバンパー形状がイカツイ方向に変わっている。

 
バンパー開口部が大きくなったり、ドライビングランプが付いたりして、機能的には良くなっているように見えて、デザイン的にはアクティブになった印象。
だけど個人的には、私の乗っている型のほうが好きである。
 
展示車に乗り込んでみる。
まずドアの開け閉めのとき、ドアノブやドアを閉めたときなどの感触がぜんぜん違って、高級感があるのだ。
座り込むとレカロ社と共同開発したというシートのホールドが良くて、あたりまえだけどウラヤマシイ。
 
メーター類やセンターコンソール上のスイッチ類なども変わっていた。
メーターはだいぶ配置が変わっているが、基本的なインフォメーションは変わらない様子。
センターコンソール上の、オーディオやエアコン類のスイッチについて、スイッチの種類は変わらないようなのだが、見た目の質感が良くなっていた。
これはちょっとウラヤマシイ。
ハンドルの形状とスイッチ類の配置・形状も変わっているが、このへんはあまり今も不満がないので、気にならない。


 
今回新たに設定された「Type RS」は、サスペンション(ビルシュタイン製ダンパー等)もホイール(19インチ)も変わっていたりするので、やはり走らせてみたい。

 
外観や内装よりも、やはりRX-8はエンジンとその走りに価値があると思うからだ。
自分のRX-8の走行性能に満足しているので、新型はきっと一段上のスバラシイ走りを披露してくれるだろう。
 
会場にはマツダスピードバージョンも展示されていた。
RX-8オーナーとしては、やはりマツダスピードバージョンも乗ってみたい。
(できれば所有したい)

 
そんな新RX-8が、GT-Rの半額で買えるかと思うと、すぐに手が出てしまうような気がしてしまう。