サンアルピナ青木湖にスキーに行った

RX-82008-01-26

会社の同僚(14名)でスキーに行った。
自宅からクルマで40分くらいのところにある「サンアルピナ青木湖」に行ったのだが、現在キャンペーン中で、リフト1日券が平日は1000円、土日でも2000円なのだ。
これくらいの金額だと、かなり気軽にスキーに行ける。
ありがたい。
 
スキー場へはもちろん我がRX-8で行ったのだが、同僚たちは「アレで行くんっすか?」と心配な様子。
いや別に、普段も自宅から会社まで雪道を通勤しているワケだし、ましてや自宅から会社に行くより青木湖スキー場のほうが時間的には近いのだ。
(今調べてわかったのだが、青木湖まで38kmに対して、会社まで35kmで、たいして変わらない)
あまりスキー場で見かけない種類の車かもしれないが、RX-8は意外にも雪道だって強いのである。
 
10時集合だったので、10時にスキー場の駐車場に着いたのだが、同僚の姿は見えず。
幹事の携帯電話にかけるも、留守電になってしまう。
これは置いていかれたかと思い、リフト券を購入してゲレンデに上がる。

 
しばらく滑ってみたが誰の姿も見えない。
うむ、すっかりはぐれている。
まぁ、みんなが見つかるまで気楽で良いと思い、個人プレーを続ける。
(だいたい、メンバーのほとんどが20代であるからして、合流したとしてもペースが合うとも思えないし)
 
青木湖スキー場の上の方のゲレンデ(第2ペアリフト)で滑っていると、「第3ペアリフト」を見つけた。
コースマップを見ると、この「第3ペアリフト」に乗ると、隣の「サンアルピナ鹿島槍」のゲレンデに行けるようだ。
とりあえず行ってみようと思い、「第3ペアリフト」に乗ってみる。
 
リフトを降りると、そこは鹿島槍スキー場のノースMt.。

広い!
青木湖スキー場よりぜんぜん広い!
目の前には鹿島槍爺ヶ岳が見えて、景色も良いし、とても気持ちいい。
しかもゲレンデにぜんぜん人がいない。

 
しかし、自分の持っているリフト券は青木湖スキー場のものなので、青木湖スキー場に戻らなければならない。
(3900円のエリア共通券なるものを持っていると、サンアルピナ鹿島槍、サンアルピナ青木湖、白馬さのさかの3つのゲレンデのリフトに乗れるらしい)
 
コースマップを見ると、鹿島槍のゲレンデから青木湖へは、上級・中級・初級の3つのコースで戻れるようだ。
とりあえず鹿島槍のゲレンデを写真に収めつつ、「青木湖方面」と書かれた看板を頼りに青木湖へ帰ろうと試みる。
 
第3ペアリフトの降り口から一番近いのは「上級コース」なので、上級コースを覗いてみると…。

上級コースの入り口の標識に何か書いてある。
「上級者のみ滑走可能。初級者・中級者の方は第3リフト下り線をご利用ください」って…。
リフトの下りなんて、恥ずかしくて乗れないじゃないかと思い、上級コースはパスして中級コースに向かう。
 
ところが、中級コースも初級コースも入り口が見当たらず、通り過ぎてしまい、なんと中綱ゲレンデの林間コースに入り込んでしまった。
なんとなくおかしいとは思っていたが、降りてきてしまったものは仕方が無い。
 
しれっとリフトに乗ろうと思ったが、やはり青木湖のリフト券ではゲートを通過できないので、鹿島槍中綱ゲレンデのリフト券売り場に行って、青木湖スキー場への帰り方を聞いてみる。

すると、中綱ゲレンデからは「第6クワッド」と「第1クワッド」を乗り継げば、私が乗ってきた青木湖スキー場の「第3ペアリフト」の降り口に戻れるとのことだった。
このチケット売り場でも、青木湖スキー場への「上級コース」は行かないほうが良い」と言われ、第3ペアリフトの下りに乗れとアドバイスを受けた。
そんなに上級コースは過酷なのか…。
ちなみに、どうやら青木湖に戻るための初級と中級のコースは、今週頭から降り続いた雪のために、整備ができず通行不可になっている様子。(だから気づかなかったのか)
 
リフト券を2枚いただき、中綱ゲレンデから第6・第1クワッドリフトを乗り継いで、青木湖第3ペアリフトの降り口まで戻ってきた。
リフトの降り口にいるおじさんに聞いてみたが、やはりリフトで降りろと言う。
うーむ、そんなにスゴイコースなら、怖いもの見たさで行ってみたい気がする。
ということで、もう一度上級コースを覗いてみることにする。

入り口の標識である。

リフトに乗って降りろって、いい歳こいて、かなり恥ずかしい。
一応スキーは小学生の頃からやってきているので、多少の難コースでも行けなくは無いだろう。
 
恐る恐る、ゲレンデの上まで行ってみる。

…下が見えない…、というか、ゲレンデが見えない…。
スノボの若者が何人か覗いていたが、断念してリフトに戻っていった。
確かにビビるなぁ。
 
でも自分のスキー板はショートスキーなので、だいぶ小回りはきくし、いざとなったらお尻で滑っていこうと考え、この上級コースを降りることにする。
 
…、スキーをするというより、壁を落下している感じだ。
雪が深くてぜんぜん板が滑らない。
斜面がきつくても、スキー板が進まないので、なんとか降りていける。
短い板でヨカッタ。
 
この上級コースを降りるだけで、かなりの体力を使った。
ちょうどお昼どきで、幹事から電話がかかってきた。
ゲレンデ下のレストハウスで昼食とのこと。
どうやらだいぶ遅れてみんなは到着した様子。
 
すっかり体力を消耗したので、午後は同僚の娘(スキー初心者)の相手をすることにした。

しかしこれがまた大変な重労働で、子供の相手はとことん疲れる。
自分だけでスキーを滑っているのと違い、子供を相手しながら滑走しなければならないので、自分の体力不足を痛感することに…。
結局午後4時まで、ずっと子供相手だった。
全身筋肉痛である。
 
青木湖スキー場はナイター設備が無いため、4時半にリフトが終わってしまうのだ。
ここで解散となる。
筋肉痛でRX-8を運転するのが大変だったが、なんとか無事帰り着いた。
身体を動かしたぶん、リフレッシュできた気がする。
ダイエットには子供の相手が最適である。