北海道ツーリング2014(4日目)

4日目

阿寒湖→弟子屈→開陽台→羅臼知床峠→斜里→美幌→遠軽旭川
 
阿寒湖の朝。
 

 

 

 
今日は台風一過!間違いなく良い天気!

ということで、道東のハイライト、開陽台と知床峠を目指す。



今回のツーリングで、弟子屈市街は3日連続通過する。
旅の要所である。
 

  
といっても、摩周のホクレンでガソリンを入れることと、摩周の豚丼を食べるくらいしか立ち寄らないのだが…。
 
弟子屈から中標津へ。
開陽台は最高の天気だった。

このところ雲が低かったり、霧だったりして、悔しい思いをしていたのだが、今回は晴れた。
多和平も良いが、開陽台も良い。
風景を眺めていて飽きないのは、開陽台の方が上かな。

開陽台は北海道を感じるには良いポイントである。
地平線も見えるし、海も見える。
さらに海の先には国後島も見える。


 


ずっと開陽台に居たいが、そうもしてられない。
これだけ天気が良ければ、知床峠も良い天気のはず。
 
開陽台を出ると、人気の撮影ポイントがある。
開陽台から東に向かって一直線の道。
 

 

  
天気が良いと、路肩に10台以上のバイクやクルマが並ぶ。
みんな考えることは同じである。
 
さらに東へ。
 

 

 
道東には平らなところも多く、大陸的な風景が広がる。
  
昨年・一昨年に利用した「らうす自然とみどりの村キャンプ場」に立ち寄る。
ここのテントサイトからは、国後島がよく見えるのである。
 

 
今年はキャンプ道具を持ってきていないので、残念ながらキャンプは出来ないのだが、今日くらい良い天気なら、また利用したい。
未練たらたらである。
  
天気が良いと、どこを見ても気持ちいい。
 
知床半島に向かう。

羅臼へ向かう途中、国後島が良く見えたので、展望台とか無いか、ナビと相談してみる。羅臼に「羅臼国後展望塔」なるものがあるので、行ってみる。
 

 
さすが「羅臼国後展望塔」。
国後島が良く見える。
 

 
遠くに見えるのは択捉島かなと思っていたのだが、羅臼国後展望塔にある地図で、択捉島はもっと遠いことと、角度的に羅臼から択捉島は見えないのだと学んだ。
というか、国後島ってデカイんだと再認識。
それよりもっと大きい択捉島って…。
Wikipediaでは、国後島沖縄本島の約2.1倍、択捉島は約2.7倍とのこと)
 

 
択捉島国後島も、自由にツーリングしたい。

さて、天気が良いので、期待して知床峠へ。

特に昨年のツーリングでは、知床峠が雲の中で景色も見えず、単に通過するだけだったのを思い出す。
今日はバツグンに景色が良いだろう。

知床峠の駐車場到着。
さすがに人もクルマも多い。
 

 

 

 

 

眼前の羅臼岳がひときわ大きく見えるし、国後島も良く見える。
こんなに眺めの良い知床峠は、久しぶりだ。
 

 
しばらく景色を堪能する。
天気が良いこともあるが、それにしても、暑い。
知床峠にいて、ジャケットを脱ぎたいくらい暑い。
今日の北海道は、とても暑い。

知床峠に来ると、心躍るとともに、なにか物悲しくなる。
自分にとって、ここは北海道ツーリングでは、いつも「折り返し地点」なのだ。
夏休みという限られた日程で北海道ツーリングを行うと、宗谷岬でも納沙布岬でもない、最も遠いところが知床峠のような気がしている。
羅臼側から、ウトロ側から、どちらから来てもこの峠を通過すると、ここから「帰り道」になる感じがするのだ。

何度来ても、遠いところに来たなぁという、旅情たっぷりの峠なのである。

さて、今日の宿は旭川である。
台風12号がなければ、今日は稚内に向かう予定だったのだが、日程が少し変わり、旭川に向かう。

ウトロの世界遺産センターに立ち寄った後、昼食を取ろうと思ったのだが、どこも観光客の行列ができている。
さすが世界自然遺産・知床。
 

知床 世界遺産センター

 

 
基本的に行列に並ぶのは嫌いなので、昼食は斜里まで移動して探すことにする。
バビッと斜里へ。
 

 
斜里のホクレンで給油。
 
ナビに案内されながら斜里駅の近くまで来て「斜里工房しれとこ屋」という食事ができそうなところがあり、立ち寄る。
しかし、昼の営業が終わったようで、「準備中」の張り紙が!
店内では食事をしている人がたくさんいるのだが、昼の営業が終わってしまったのでは仕方がない。
「チッ」と思いながらも走りだす。

腹が減ってイライラしながら走るとロクなことがないことは良くわかっているので、自制心発動。
すると斜里駅前にセイコーマートが!
こういうときはセイコーマートのおにぎり、お弁当に限る。
大好きさセイコーマート
 

 

 
憧れのホットシェフのカツ丼を食べる。
美味い。
とても美味い。
なぜこれが長野県に無いのか、残念でならない。
 

 
セイコーマートのおかげでお腹も気持ちも満たされた。
テンション上げて、旭川に向かおう。

斜里から美幌まで、定番の国道334号線を使う。
美幌から端野町までは国道39号線
端野から丸瀬布までは国道333号線。
丸瀬布からは旭川紋別自動車道旭川に向かう。
 

途中、セイコーマートで休憩。
セイコーマートのコーラで眠気を覚ます。

旭川に行って夕食を食べよう、旭川ラーメンを食べようと、なんとなく決めていたので、ほとんど休憩もせずに旭川に向かう。
スーパーテネレなら、200kmくらいの移動は苦でもない。

ナビの示す到着予定時刻より少し早く、旭川に着いた。
 

 
早速お目当ての旭川ラーメン「梅光軒」本店に向かう。
 

 
梅光軒に着いたが、閉店30分前という時間なのに、大行列ができていて、列を見ただけで諦めた。
山頭火」本店も考えたのだが、山頭火は東京などでよく食べるし、以前も来たことがあった。
 

  
ラーメン以外の選択肢も考えたのだが、美幌あたりからずっと「旭川ラーメン」が頭にあったので、なんとしてもラーメンにしたかった。
ということで、「旭川市街の、そのへんのラーメン屋」にチャレンジしてみることに。

「味得」7丁目店が目に入ったので、早速突入。

味噌チャーシューをいただく。
美味い。
空腹なので何を食べても美味く感じるのだが、美味い。
ボリュームもたっぷりで大満足。
梅光軒には行けなかったが、今の自分には十分である。
むしろまた来たい。

セイコーマートで朝ごはん用のおにぎりを買って帰る。

これで明日の朝も楽しみなのだ。