NINJAのサイドカバー補修&燃料タンクのストッパーゴム補修

雨が降ってきてしまっては試乗も気が引けるので、別のことをやろうと考えた。
以前からの悩み事を片付けようと思う。
まず1点目は、サイドカバーのストッパー(裏側のキノコ状の突起物)が折れているので、コイツをなんとかしようと思いたつ。

 
NINJAのサイドカバーのコレは、あっさり折れるのである。
私のNINJAも購入して1年もたたないうちに、左右両方折れてしまった。
なんでこんな形状をしているのかと、いまだに疑問である。
折れた破片は、ずっと折れたままボディ側にハメ込んでおいたので、無くさずにくっついている。
いつかネットオークションとかで折損していないものを購入しようと考えていたのだが、折れて以来ずっと放置していたのだ。
 
まぁ、放置しておいてもサイドカバーが外れたりする事は無いので、問題無いといえば問題無いのである。
それと、私のNINJAはA4なのだが、このカラーリングのNINJAもめっきり見なくなり、良品の中古サイドカバーなど出品される気配が無い。
まぁ購入してからもう20年近く経つので、サイドカバーにも愛着を感じてしまい、たとえ新品があったとしても交換するのは忍びない感じがする。
 
ということで、補修する事にする。
先日のアッパーカウル補修のときに使ったFRP補修用セットの残りを使い、補修だけでなく徹底的に強化してしまおう。
【商品紹介】 コニシ FRP補修用セット
 
カウルのときと同じように、まずはセメダインで折損部分を接着させておく。
そして補修用のグラスファイバーを折損部分にあわせて小さく切っておき、補修剤AとBを混ぜ合わせて折損部分に塗る。
グラスファイバーを折損部分に塗った補修剤に貼り付けていく。(爪楊枝で丁寧に貼り付けていく)
さらに補修剤を塗り、グラスファイバーを貼り付けていく。
今回は補修剤とグラスファイバーを2層にして、接着と強度を保つ。
これだけでかなりの強度だ得られるはずなので、今後は同じところが折れる事は無いだろう。
長年気にかかっていたことが、これで解決するハズである。
 
2点目の悩み事は、ステアリングビボット付近のフレームに付いている燃料タンクのストッパーのゴムが片方無い事である。
なかなか説明しづらいが、NINJAの燃料タンクを頻繁に外す人は、下の画像を見ればすぐわかるものである。

↑燃料タンクのストッパーゴム
 直径33mm、高さ17mm、中央の穴の径10mm
 
これは左右1対で付いていて、燃料タンクの前側を支えているものなのだが、右側のものだけ無くしてしまって、付いていないのである。
いつ無くしたのかは覚えていないのだが、整備途中に外れてしまって、そのままになっている。
これも無くてもあまり問題ではなかったので今まで放置していたのだが、やはりタンクを外すと無い事が気になるのである。
純正パーツを購入する事も考えたが、バイク屋さんとかに注文すると時間がかかってしまいそうだったので、たいした部品ではないし何かで代用できないかと考えた。
そこで、近所のホームセンター「綿半」でゴム製品を探してみると、椅子用の補修パーツが売っていて、これを少し加工すれば合いそうである。
購入したものは、椅子の足に付けるゴムで、形が似ている。
外径が33mmだったので少し削り、中央の穴が5mmだったのでリューターで10mmに広げた。
高さが30mmだったので、ノコギリで切り落とすと、ピッタリである。


220円のゴムパーツだったが、これであっさり悩み事解決である。
DIYで切った貼ったで解決していくのも楽しいものである。