GSX1400とNINJA

RX-82007-12-01

天気が良かったので、GSX1400とGPZ900R(NINJA)を引っ張り出して、ショートツーリングに出かけた。
弟が遊びに来ていたので、2台で走ってみる。
自宅から松川の「ちひろ美術館」まで走って行った。
山麓線を通っていくと、信号がほとんど無いため、快適に走れる。
行きと帰りでバイクを交換して走ってみたのだが、こうして2台を乗り比べてみると違いが良くわかる。
GSX1400は強力なトルクでグイグイ走るのが楽しく、GPZ900Rは高回転まで回して楽しいエンジン特性である。
車体も、フレーム/フロントフォーク/スイングアームをはじめ、必要以上に頑丈なGSX1400と、剛性不足をしなやかさで補ってバランスしているようなGPZ900R、この2台は対照的である。

どちらも楽しさは甲乙付けがたいが、全体的な雰囲気と「味」では、GPZ900Rかなぁ。
GSX1400は疲れないし加速は圧倒的でよく曲がりよく止まる。でもこれが普通というかあたりまえのような感じなのだ。
対するGPZ900Rは、ブレーキも車体剛性もイマイチ弱く、エンジンはゴロゴロいってスムーズではなく、高回転まで回さないと速くない。不満が多いのだが、そこが楽しさでもあるのだ。
 
ロングツーリングに行くなら、安定していて速くて疲れないGSX1400だろう。
ショートツーリングなら、疲れるけど楽しいGPZ900Rかな。
雨のツーリングだと、フルカウリングが付いたGPZ900Rが重宝し、キャンプツーリングなど荷物の多い場合だと、パニアケースが付いたGSX1400が重宝する。
1人で2台も大型二輪を所有しているのはもったいないことだと思うのだが、どちらも捨てられないのである。
まだしばらく悩みそうだ。
ずっと持っていようかなぁ…。