「恋空」を観てきた

RX-82007-12-02

映画「恋空」を観てきた。
ガッキーが主演であることと、臼田あさ美ちゃんも出演しているとのことだったので、興味があったのだ。
興行成績も良いようだし、話題にもなっているようだから、観てこようと思っていたのだ。
 
で、観終わった感想なのだが、いろいろと考えさせられたけど、結果的にはヒドイ映画だと思った…orz。
原作はケータイ小説とのことで、読んだことは無いのだが、ケータイ小説ならこんなストーリーでも良いのかもしれない。
しかし劇場公開するような、しかも注目度バツグンの作品が、こんな脚本でいいものなのだろうか…。
とにかく、実際にあったことをベースにしているのに現実離れしているというか、どうせならもっとソレっぽい脚本にすれば良かったのに、どうしてこうなっちゃったのか、疑問だらけである。
起こったイベントに対して、「オイオイ、そんなことになっちゃうのかよ」という進行が多い。
今の高校生って、もしかしたらけっこうこんな感じなのか??
いや、自分がスレてしまって、疑うことばかり考えてしまっているからだろうか??
ひとつだけ言えることは、とにかくこの映画の主人公二人は、私はキライだし触れたくない種類の人たちだ。
 
新垣結衣の演技は良かったが、この主人公は彼女が演じるべき役柄ではなかったと思う。
もしキャストを選ぶなら、もっと薄幸そうでアタマの悪そうなギャルっぽい子が良かったのではないかと思う。
ガッキーのイメージからは、こんな事件は起こりそうも無く、現実感が無くて感情移入がしづらいからだ。
個人的に注目していた臼田あさ美ちゃんも、凄くイヤな役で出てきてしまい、ガッカリだった。
(まぁ、これは役だから仕方がないのだが…、こんな使い方しなくてもなぁ。)
 
…語るだけで恥ずかしくなるので、特にこれ以上突っ込みもしないが、ちょっとヒドかったなぁ。
ガッキーのいろいろな表情が大画面で見られたことが、唯一の救いである。
これからこの手の映画を観に行くときは、講評やクチコミも参考にしようと思う。