白馬開山祭(貞逸祭)に行ってきた
ここ数年、年中行事となっている白馬開山祭(貞逸祭)の大雪渓トレッキングに今年も行ってきた。
今回のメンバーは5人。
毎年一緒に参加しているメンバーである。
全体では、今年は約200人の参加とのこと。
トレッキングは当日参加でも、受付をすると記念バッチが貰える。
私は収集癖があるので、毎年これをいただきにきているようなもの。
参加費は無料なので、ありがたくいただく。
さて、とにかく今年は天気が良かった。
いつも服装に悩むのだが、今回は迷う必要が無い。
天気予報も晴れマーク一色。
現地の天気も良く晴れている。
風もほとんど無い。
スタート地点の猿倉荘に、ジャケットを預けてしまった。
猿倉荘下の駐車場では、開山祭のイベントが行われる。
今年はアルプホルンの演奏があった。
手作りでいい感じである。
トレッキングのスタートは9時半くらい。
我々は当日参加の組なので、最後尾である。
天気が良いので、新緑も山も雪も、みんなキレイ。
大雪渓までは、途中、川を何回か渡る。
雪解け水の勢いが良い。
今年の冬は、雪が多かったからなぁ。
でも、思っていたより雪は残っていなかった。
一気に溶けたようだ。
いよいよ雪渓の上を歩く。
軽アイゼン装備。
今回は林道の終点の手前で雪渓に降りるルート。
夏道はまだ雪の中。
このあたりを見ると、例年より雪が多いと感じる。
白馬尻小屋のあたりまで上がってきて、昼食。
今回はこれまでで一番キツかったかも。
ずっと雪渓を上ってきたので、だいぶ足にきてる。
例年、白馬尻小屋からさらに大雪渓を上がっていくのだが、今回は白馬尻小屋でタイムアップの様子。
やはりいつもより時間がかかったのだ。
持ってきたビールを大雪渓で冷やす。
毎回これが楽しみなのである。
ちなみに私は最近、ビールといえば「よなよなエール」ばかり。
普段は酒類をほとんど飲まないのだが、「よなよな」は美味しいと思う。
あまり飲まないので、贅沢に「よなよな」をいただくのだ。
大雪渓を眺めながら、おにぎり3個とビールで至福の時。
同行のK君がおかしなビールの持ち方をしている。
どうしたのかと問うと、雪渓に埋めておいたビールをアイゼンで踏んでしまったとのこと。
…なんたる災難。
というか、やろうと思ってもできない。
みんなで大ウケしてしまった。
K君は横腹に穴の空いた缶ビールをすすっていた。
……………
さて、大雪渓から下山。
ほとんどゴールの猿倉荘の手前で私にアクシデント発生。
話しをしながら歩いていたのだが、左足が雪で滑り、しゃがみ込む形でシリモチをついた。
急に片足でしゃがみ込んだ状態になり、左足首に一気に体重が…。
当然、左足首に激痛。
しばらく道路脇で動けなくなった。
しばらくすれば回復して、歩けなくはないかと思ってはいたのだが、ガイドさんが歩かない方が良いと心配してくれた。
幸い、サポートの軽トラックが近くにいたので、それを呼んでくれた。
猿倉荘までは軽トラックで送ってもらった。
ありがとうガイドさんたち。
感謝感謝。
痛みはあるけど、なんとか歩けたので、そのままみんなで温泉へ。
今回は白馬ハイランドホテルの「天神の湯」に行く。
天気が良いときは、ハイランドホテルの露天風呂からの眺めが最高なのである。
いや、ホントは捻挫したときは暖めてはイケナイ。
温泉に入りつつも、冷水で足首を冷やすことに。
ハイランドホテルの露天風呂からの最高の眺めを見ながら温泉に入り、左足首は冷水の中。
……………
さて、温泉のあとは恒例のバーベキューである。
今日の宿も当然、定宿と化している白馬温宿「田舎家」さんである。
田舎家さんの広い庭でやるバーベキューは最高。
今日は特に天気が良いので、遅くまで明るいし、暖かい。
4時半くらいに乾杯!
今回のBBQ装備は、いつもの穂高の「肉の田中屋」特性味付ハラミに六白豚の肩ロース。
いまやもう、欠かすことのない鉄板のメニュー。
私自身は、少なくとも年3回はBBQで田中屋さんのハラミを食べている。
しかし飽きることはない。
むしろ待ち遠しくて仕方がない。
なんだこの美味さ。
別に田中屋さんからお金を貰っているわけではないが、美味いものは美味いのだ。
なんというか、お肉を食べているーという感じがしっかりするのだ。
それでいて柔らかく、味付けも最高。
ヤミツキとはこのこと。
足は痛いけど、天気も良くて、楽しいバーベキューでした。
田舎家さん、またよろしくお願いします。