バイク用ナビ「nav-u37」を試す

RX-82012-06-16

「バイクにナビはいらない」と、ずっと突っぱねてきたのだが、ついに購入してしまった。
理由としては、バイク用としてそれなりの性能が確保できてきたことかな。
グローブでの操作や防水面など、だいぶ実用的になってきたようだ。
 
最近、マスツーリングに参加すると、ナビ装着の割合が増えてきていて、いろいろと意見が聞ける。
いや、「バイクはタンクバックにツーリングマップル」派の自分としては、ナビに否定的な立場だったので、聞きたくて聞いていたわけではないのだが。
 
で、私の初のバイクナビは「SONY nav-u37」に決定。
 

 
どうせ買うなら画面の大きいヤツをと思っていたが、ナビを付けているバイクをいろいろと見てみると、あまり大きくてもハンドル周辺で邪魔になるだけだし、振動で外れたり壊れたりするのも嫌だし…、とだんだんこだわるようになってきた。
 
「nav-u37」はそんな自分に合っていたのだ。
晴天の日中でも見やすく、防水で、自転車でも使えるという、今思えば願ったり叶ったりの製品である。
 
すごいぞSONY
 
 
ナビが決まると、次はバイクにどうやって装着するか。
 
私のバイクはGPZもGSXもパイプハンドルなので、手軽にハンドルにクランプしようと思う。
 
バイク仲間で「nav-u37」ユーザーのひろぽんは、彼の愛機TDM900にSONY純正の自転車用クレードルを介して装着していて、問題ないらしい。
  
しかし、SONY製の自転車用クレードルは、そもそも自転車用ということもあり、ちょっと心配。
それに5000円くらいするので、求める機能に対して高価ではないか。(これが重要)
 
そこでWebでいろいろ調べてみると、ビートソニックの「QG10」と「QBH1」の組み合わせが良いという情報が目に付く。
金額も、2つ合わせても2000円くらいと、SONY製の半額以下である。
Webで見たところ、けっこうゴツイのでしっかりしている感じ。
先達の知恵はありがたいものである。
 
ということで、「QG10」と「QBH1」を合わせて購入。
 

 
カー用品ショップなどでも売っているので、見たことはあったけど、自分で買ったのは初めて。
 
「nav-u37」「QG10」「QBH1」を組み上げてみるとこんな感じ。
 

 
拍子抜けするぐらい簡単。
あとはバイクのハンドルにクランプするだけ。
便利な世の中になったものである。
 
これをとりあえずGPZ900Rに装着してみようと思う。
 

 
↑装着前のハンドル周りはこんな感じ。
 
パイプハンドル仕様に変更しておいてヨカッタ。
(いや、ナビを付けるためにパイプハンにしたわけではないが)
 
でも意外と自由度はなく、ハンドルの真ん中に付けるしか無さそうだ。
  
ということで、ハンドル中央に装着しようとしたが、トップブリッジのセンターにナットがあるため、ちょっと左寄りにクランプする。
 

 
↑こんな感じ。
あまり違和感なく装着できた。
キーの抜き差し時に干渉しないか心配だったが、これも特に問題なし。
スピードメーター類が隠れることもなく、収まりがいい。
 
nav-u37の箱を開けてからGPZに装着完了まで、1時間かかってない。
超お手軽である。
 
 
バイクに跨がって、nav-u37の電源を入れてみる。
 
今日は雨模様なので、日光の反射などは無く、画面は良く見える。
起動も速いし、GPSの検出も速い。
 
こんなことなら、もっと早く付けてみるんだった。
 
nav-u37をバッテリー駆動させるだけであるなら、これで終わりである。
しかし、私の用途としては、ロングツーリングに使いたいのである。
このため、電源の供給を考える。
 
これは既に、対策済みなのだ。
GPZ900Rにはハンドルにシガーソケットを装着してある。
スマートフォンiPadを充電するために、以前に装着したのだ。
 
nav-u37に付属のシガーソケット対応電源を使えばOKなのだが、コードが長すぎるので、いつもクルマで使っているUSBアダプタを使い、USBで給電しようと思う。
 
nav-u37はPSP用の充電ポートも持っているので、PSP用のUSBケーブルを使ってみる。
 

 
↑うむ、見事に給電される。
nav-u37側のポートが画面左側に集中しているため、シガーソケットも左側に移したほうが良さそうだが、まぁ、このままでも特に問題無い。
 
さすがに雨の日は給電しながらというわけにはいかないだろうけど、フル充電で4〜5時間は使えるとのことで、まったく問題無いであろう。
 
こんなに簡単なら、GSX1400への装着も簡単だろう。
めんどくさがりなので、「QG10」と「QBH1」をGSX用にもう1セット買っちゃおうかな。