北海道ツーリングに行く 2012年 (7日目)

RX-82012-08-17


北海道ツーリング7日目。
今日は北海道内最終日。
 
今日の予定としては、小樽を10時半に出航する新日本海フェリーに乗るため、札幌から小樽に移動して終わりである。
小樽10時半発のフェリーは、過去何度も乗っているが、あまり効率の良い選択では無いと思う。
 
 
朝8時。
札幌市街は曇り。
 
ススキノは昨晩の喧噪がウソのように静かである。
 

 
ホテルの宿泊客も、朝は特に急ぐことなく、朝食を食べている。
そんな中、静かに出発する。
 
 
ススキノは静かだが、国道5号線に出る頃は、たくさんのクルマの流れの中である。
9時には小樽のフェリー埠頭に着きたいのだが、思うように先に進まない。
 
札樽自動車道に乗ってしまおうかとも思ったが、ナビの到着時刻を見ながら走っていると、そんなに急がなくても着きそうなので、国道を小樽に向かう。
ナビは便利である。
 

 
9時10分。
既にフェリーの中。
 
9時に小樽港の新日本海フェリー埠頭に着いたのだが、既にバイクの乗船が始まっていた。
お盆休みだから、乗船数も多いことが影響しているのだろう。
 
手続き済みの乗船券は既に印刷して持っているので、埠頭の受付で乗船手続きなど、やることはない。
小樽港ではバイクを降りることもなく、そのまま乗船を待つバイクの列に並んで、すぐに乗船してしまった。
 
便利になったものであるが、余韻に浸る間もなく、乗船してしまえるのも、ちょっと残念な気がする。
(もっと早く小樽に着けばいいことなのだが)
 

 
さすがにお盆休みの後半なので、北海道から内地に帰るバイクが多い。
乗船したバイクを眺めてみると、北海道内ですれ違ったり、追い抜いたりしたバイクを見つけたりして面白い。
 
さて、乗船してツーリスト寝台に荷物を降ろして着替えたのはいいが、まだ出港まで1時間以上ある。
 
毎回恒例だけど、この時間にできることといえば、小樽の町並みを見ながら、道内のツーリングの打ち上げである。
 
サッポロクラシックが美味い。
 

 
出港する頃には、すっかりできあがっている。
まぁ、今回は一人なので、気楽である。
 
海と空を眺めながら、今回のツーリングを回想する。
 
 
  よしろうさんの新居、とても羨ましかった。
  納沙布岬宗谷岬に行けて良かった。
  羅臼でキャンプ、景色がとても良かった。
  知床で世界遺産センターに行けた。
  ウニ丼が食べられなくて残念だった。
  最北端のホクレンのフラッグが売り切れで残念だった。
  北海道内に6日間居て、ツーリング中に雨が降ったのは1日だけで良かった。
 
などなど。
 
総じて、今回のツーリングは楽しかった。
天気が良かったのがありがたい。
寒くなかったし。
 
そんなことを考えているうちに出航。
さようなら北海道、また来る日まで!
 
 
今回は海沿いを走ることが多かったので、次回は内陸を攻めたい気がする。
 

 
今日の日本海はとても穏やかである。
ぜんぜん船が揺れない。
 
揺れない方がありがたいことは確かだけど、実は私は少し揺れる方が好きなのだ。
寝台に横になって目を瞑ると、大きなハンモックに揺られているみたいな感覚になる。
この感覚は船に乗らないと得られないので、個人的にはちょっと揺れる方がいいのだ。
 
ちなみに、過去さまざまな船に乗ったが、船酔いをしたことはない。
いや、一度、沖縄の波照間島から石垣島に移動する高速船で、頭がフラフラしたことがあるナ。
 

 
そうこうしているうちに、日本海に日が沈む。
日没が近づくと、船内アナウンスがあるのだ。
もちろん天気が良いときだけだろうけど。
 

 
たくさんの乗客が日没を眺めに、デッキに出てくる。
水平線に日が沈むのは、キレイなものである。
 
長野県に住んでいると、普段お目にかかることは無い光景だ。
 
 
19時半過ぎ。
北海道行きの新日本海フェリーとすれ違う。
これもアナウンスがあるのだ。
 
海が荒れてないと、いろいろイベントがあって良い。
 

 
明日は早朝に新潟港に着く。
天気は悪く無さそうだが、暑いだろうなぁ。
 
新潟から安曇野までのルートは、明日の天気と気分で決めよう。