北海道ツーリングに行く 2012年 (8日目)

RX-82012-08-18


北海道ツーリング8日目。
今回の北海道ツーリングの最終日。
早いものである。
 
もちろん今日の目的地は自宅。
新潟のフェリー埠頭から安曇野まで帰るのだ。
 
朝6時。
新潟港に入港。
 

 
天気は悪くないようだ。
しかし蒸し暑い。
 
接岸してから、車両を降ろす音が聞こえてくる。
乗るときとは逆で、バイクが船から下りられるのは最後なので、接岸してからしばらく待つ。
 
6時20分。
ようやくバイクの順番。
 

 
フェリーに乗るといつも思うんだけど、ハーレーのおじさんは、一人では引き出せないのに、なぜハーレーに乗るのか??
両隣がハーレーのデカイのだったのだが、それぞれライダー1人で試みるも、まったくムリ。
 
何人かで手伝ってようやく引き出せる状態。
自分でどうにもできないバイクなんか、乗らなきゃいいのに。
(実はハーレーコンプレックスの私)
 

 
6時半。
無事下船完了!
 
さて、新潟から安曇野までは、高速道路でさっさと帰るか、それとものんびりツーリングしながら帰るか?
前回は新潟から一般道で日本海沿いを糸魚川まで行き、白馬経由で自宅へ帰った。
今回も同じルートだとつまらないので、ちょっと考える。
 
といっても、そんなにルートがたくさんあるわけではない。
昨年3月の長野県北部地震(栄村大震災)のこともあるし、復興支援で栄村経由で帰ろうと考えた。
 
とりあえず上越自動車道の越後川口I.Cまで走り、国道117号線を十日町方面へ。
 
いやぁ、暑い!
そんなに標高は低くないハズなんだけど、暑い!
天気が良いのは嬉しいが、暑い!
 
こんな天気に外で遊んでいたら、カンタンに脱水症状になる。
 
10時。
さくっと栄村到着。
復興支援とは言ったものの、道の駅で何か買うとかくらいしか思いつかない。
暑いせいか、たいしたことは考えられない。
 
ということで、お土産とモンスターエナジー購入。
 

 
栄村は昨年の震災で大きな被害があった。
国道を走っているだけでは、被災した状態を把握することは難しいが、国道117号線も、まだ工事中のところがあったり、応急処置だけのような部分もあったりする。
 
復興はまだまだ時間のかかることなのだ。
私も長野県民として、これからもできることをしていきたい。
 
 
飯山の道の駅「花の駅千曲川」までやってきた。
ハンパ無く暑い。
 

 
このあたりは、戸狩や斑尾、野沢温泉など、高原リゾートっぽいところも点在していて、夏も楽しめるので、バイクもたくさん走っている。
しかし、長野県を避暑地と思って遊びに来ている人たちは、予想以上の暑さに戸惑っていることだろう。
 
とにかく暑い!
 
ついにジャケットを脱いでTシャツで走り始めた。
メッシュジャケットを持ってこなかったことを後悔している。
 
天気が良いので、普通ならのんびりと千曲川沿いを長野方面に向かいたいところだが、あまりの暑さと、渋滞が重なって、イライラがピークに達しそう。
 
我がGSX1400は、暑いときの渋滞は大嫌い。
いくら巨大なオイルクーラーに電動ファンまで付いていたとしても、その上に乗っかってる人間が耐えられない。
 
Tシャツのままだったが、豊田飯山I.Cから上信越道に乗ってしまい、一気に安曇野まで帰ることにした。
 

 
昼12時。
安曇野まで戻ってきた。
 
やはり安曇野は良い。
落ち着く。
周りに高い山があって、緑豊かで、渋滞もあんまり無くて、走りやすい。
 
思わず寄り道をしたくなるが、どうやら常念岳の上には雨雲があるようで、雷もゴロゴロいっている。
早く帰宅しよう。
 

 
12時半。
最後の給油を済ませ、無事帰宅。
雨にも降られず、良かった。
 
 
あぁ、終わってしまった。
 
今回のツーリングの総走行距離は2400kmあまり。
意外に伸びなかった印象。
 
全日程8日間のうち、雨に降られたのは安平町追分から釧路・弟子屈の移動の日(13日)だけだったのは、とてもラッキーだった。
ほとんど雨予報で、大雨警報も出ていたのに。
晴れオトコだなぁ。
  
北海道ツーリングは、ぜひまた行きたい。
今回は最東端と最北端が目的だったが、次回は温泉と美味しい食べ物をテーマにしたい。
 
ではまたいずれ。