北海道「ショート」ツーリング

北海道ショートツーリング

今年も北海道ツーリングを計画しているのだが、友人の結婚披露宴が8月8日(金)にあったりするので、バイクの輸送を考えなければならなくなった。
お盆休みの前に、北海道にバイクを置いておき、友人の披露宴に出席してからツーリングをスタートする計画である。
 
バイク陸送では、過去何回かお世話になったトーリクさんのバイクパレットを利用しようと思ったのだが、なんと今年からバイクパレットはやめてしまったとのこと。
 
他にも陸送手段はあるのだが、値段を見るとどれも高い。
そこで、7月の3連休を利用して、フェリーでバイクを北海道まで運んでしまおうということにした。
 
北海道から安曇野には、LCCと高速バスを使えば格安で帰ってこれるし、北海道ツーリングも楽しめるし、自分で持っていくほうが楽しそうだ。
 
ということで、3連休初日、朝5時に安曇野を出発して、新潟港へ向かう。
10時半新潟港出航の新日本海フェリーに乗るのだ。
 
天気は、上越あたりまで曇りだったが、上越から新潟港までは雨だった。
特に長岡あたりは大雨で、これまで雨天未使用だったスーパーテネレが、すっかりずぶ濡れになった。
 
スーパーテネレのカウリングは、多少の雨では身体が濡れないくらいなのだが、この雨ではどうしようもなかった。
新潟市街に入ってきたあたりでは、雨もほとんど止んでいて、新潟港に着く頃は降っていなかった。
 

 
9時20分、新潟港フェリーターミナル到着。
 
バイクは30台位、港に並んでいた。
お盆休みほどではないが、けっこうたくさん乗るんだなという印象。
ハーレーな方々が多かった。
 
新日本海フェリーの乗船の手続きはとても簡単になった。
インターネットで手続きしておき、乗船票を印刷しておけば、乗船時にそれを見せるだけである。
 
この港について、ヘルメットも取らずに、バイクの乗船が始まったので、乗船票だけトップケースから取り出して、乗船の列に並ぶ。
新日本海フェリーの建物に入ることもなく、フェリーに乗り込んだ。
 
スーパーテネレにとっては、初めてのフェリーだ。
今回のフェリーは「フェリーゆうかり」である。
 

 
乗船後、レインスーツを脱いで、スーパーテネレの前の棚に干す。
フェリー内の着替えやサンダルなどはひとまとめにしてあるので、サッサと客室フロアに移動。
もう慣れたもんである。
 

 
いつものツーリストB(寝台)に荷物を置いて、着替える。
乗り込んでしまえば、あとは飲んで食べて寝るだけである。
まずはサッポロクラシックをいただこう。
 
今回はお盆休みではないので、乗客もギッチリではないが、ソコソコ乗っている。
子供が少ないので、静かである。
 
ツアー客が多いようだ。
それも長野県の。
 

 
新潟港を出航してからは、天気がとても良くなり、デッキでレインスーツやウェア、ブーツを乾かすライダーの姿も見られる。
 
自分もブーツとグローブを、デッキで干す。
 
波はとても穏やかで、のんびりとした船旅になった。
翌日に続く…。