たまにはRX-8のことなど

RX-82012-10-20

天気が良かったので、念入りにRX-8を洗車した。
RX-8はこのブログのタイトルになっているのに、最近はほとんど出番がない、不遇な状態が続いている。
 
生産も終了してしまい、今やカタログモデルでは無くなってしまった。
 
いや、毎日通勤に使っているからといって、べつに飽きてしまったわけではない。
他のイベントのほうがインパクトがあるのだ。
 
ということで、ちょっとRX-8のことなどを書いてみよう。
 

 
RX-8は、この手のクルマとしては、とても扱いやすく、快適である。
排気量が小さいこともあって、エンジンは常に高回転なので、たいした速度でなくてもエキサイティング!
もちろん高速道路でも、とても安定していて安心感がある。
 
信州という土地柄、12月上旬から4月上旬まで、スタッドレスタイヤを履かせている。
重量バランスがいいので、雪道も特に不安は無い。
(凍った上り道の坂道発進は、後輪駆動のため×)
 
ちなみに前期型RX-8と比較すると、ハンドリングとトランスミッションがだいぶ変わっていて、お気に入りである。
 
以前乗ってた前期型RX-8
 

 
前期型も悪くはなかったのだが、後期型に乗ってしまうと、別物だということがすぐにわかる。
 
とにかくなにもかもイイのだ。
 
ハンドルの舵角に合わせて良く曲がるし、シフトフィーリングは最高。
エンジンとトランスミッションの繋がりがとても良くなっているから、エンジンのオイシイところが良く使える。
 
乗っていて楽しい、気持ちいいのだ。
 
前期型を点検に出しているとき、たまたまディーラーに置いてあった後期型(今の愛車)に乗ってしまい、その場で見積もりを取ってしまったくらいだ。
 
前期型のオーナー諸氏は、ぜひ後期型にも乗ってみることをオススメする。
 

 
私のRX-8のグレードは、前期型のときも今の後期型も、「Type S」である。
後期型には「Type RS」という更に硬派なグレードがあるが、足回りが硬くて毎日の通勤利用にはちょっと抵抗があった。
(19インチのホイールと、専用シートは魅力だったが)
 
更に更に、最終モデルとして「SPIRIT R」が存在するが、これは何でもありなグレードで、とても魅力的。
一時は購入を考えたが、やはり足回りが硬いので控えている。
でも見たら買っちゃいそう。
 
 
さて、私のRX-8は初期型から乗換えて2年になるが、走行距離は4万キロになる。(初期型は10万キロ乗った)
今のところ特にヘタリは無く、トラブルも皆無。
一度リアタイヤがパンクしたが、あとはディーラーのお世話になることもなく、順風満帆の日々だ。
 

 
燃費は通勤使用だと、だいたい1リッターあたり9kmくらい。
高速道路で一定速度で巡航すると、13kmくらいになる。
ビーナスラインとか、ちょっと跳ばすと4〜5kmくらい。
 
通勤は片道30kmくらいなのだが、リンゴ畑を延々走ったりするので、渋滞もなく燃費はいい方だと思う。
 
純正のHDDナビも、けっこう使える。
操作もしやすくて、毎日便利に使っている。
ハンズフリーで電話もできるし。
 

 
特徴的なフリースタイルドア(俗に言う観音開きドア)も便利である。
クルマから降りて、そのままの立ち位置でリアシートの荷物や上着が取れるのだ。
ドアを開けるので、座席の背もたれも倒す必要も無い。
 
これは便利。
ロッカーみたいな感覚。
地味だが実は便利な機能である。
 
それと、RX-8は、しっかり4人乗り。
リアシートは意外なほど、ちゃんと座れる。
RX-7トヨタ86などの殺人的狭さと比べると、実用的である。
 
そういえば、トヨタ86は先日乗ってきたが、運転席の雰囲気は良い。
音も勇ましくて良い。
しかし外観が…、デザインがちょっと残念。
レクサスLFAとかがある時代なので、もっと未来的なエッセンスが欲しい。
S15シルビアあたりと、たいしてデザインテイストが変わらない気がする。
この手のクルマには、もっと先進的で奇抜なものを求めたいのだ。
  

 
脱線したが、RX-8は今のところ買い換える予定は無い。
もしロータリーエンジンのスポーツカーが復活してくれれば、そのときはもちろんハンコを持ってディーラーに行こう。