マイチェン版RX-8に乗ってきた

RX-82008-05-31

今日たまたまディーラーにRX-8のオイル交換に行ったのだが、マイチェン版のRX-8のType-S(もちろん6速マニュアル)が置いてあり、営業さんにすすめられたので試乗してみた。
 

新型RX-8の試乗車↑
 
新型のType-Sということなのだが、これは自分のRX-8(Type-S)と直接比較ができるチャンスである。
(ディーラーには、あまりマニュアル車の試乗車は置かないのだ)
 
エクステリアは、フロントは旧型のほうが好みであるが、リアは新型が良いかも。
ヘッドライトのカタチは、どうも新型は好きになれないなぁ。
それから、フロントフェンダーのアウトレットが無くなってるし。
見た目は旧型のほうがスッキリしていていいと思う。
 
インテリアは、ハンドル周りがなんとなくチャチくなった気がするが、操作系は悪くない。
メーター類もだいぶ色合いや配置が変わったが、基本的なインフォメーションは変わらず、見やすい。
タコメーターには可変式のレッドゾーンが付いたことが、見た目的には大きく変わっている。
あと、レインセンサーワイパーや、オートライトが付いて、ちょっとだけ便利になっているのがうらやましい。
(いや、オートライトって意外と重宝するんだよね)
 

 
では、走り出してみる。
エンジンを始動すると、とても静かなことに驚いた。
自分のRX-8はマフラーを社外のものに交換しているため、確かに排気音は大きいのだが、室内に入ってくるエンジン音は、圧倒的に新型が静かで音質も滑らかである。
 
自分のエンジンや車体がヘタっているということもあるかもしれないが、軽くアクセレーションしてみると、やはり回転が滑らかである。
 
クラッチを繋ぐ。
クラッチは新型のほうが軽い。
このへんも改良点だろう。
自分のRX-8も、けして重くは無いのだが、上り坂での渋滞のときなどは、左足がキツくなってくるので、軽いほうがウレシイ。

クラッチを繋いで走り出す。
やはり軽い。
エンジンのトルク特性が変わったのか、それともファイナルの変更が効いているのか、発進から2速・3速への繋がりも良い。
なにより新しい6速ミッション(マツダスピード アテンザに近いとか)が、各ギアの入りも繋がりも良く、良好なフィーリングである。
このミッション・ギア周りが自分のRX-8にも欲しい部分だ。
 
高回転まで引っ張ってもエンジンは静かである。
それから、ロードノイズがぜんぜん静かなのに驚いた。
私のRX-8は、BSの「POTENZA RE040」なのだが、新型は同サイズの「POTENZA RE050」である。
 
もちろん、私のRX-8のタイヤは溝も減ってるし、経年劣化も進んでいるため、同じレベルでの比較はできないが、新型のロードノイズの静かさにも驚かされた。
 
総じて、やはり新型は良い。
足回りも、もちろん変わっていると思う。
いちばん良いと思ったのは、やはりミッションである。
新型のほうが加速の感じもぜんぜん軽くて、パワーがある感じがする。
(カタログスペックでは、馬力は落ちてるのにねぇ。)
 
う〜ん、新型RX-8、欲しいけどなぁ。
外装も吸排気もナビとかも、ひととおり移植できるわけではないだろうし、簡単には新型は買えないなぁ。