NINJAにソーラーバッテリー充電器

RX-82008-03-08

以前、GSX1400に「ソーラーバッテリー充電器」を接続したことはここで書いたが、今回はその続編である。
 
現在はGSX1400とGPZ900Rの2台が冬眠していて、春を待っている状態である。
もう雪もほとんど無く、暖かくなってきたので、そろそろ引っ張り出そうかと思っている。
冬眠といっても、2台のバイクにシートを被せて、屋根の下に置いてあるだけで、何か特別なことをしているわけではない。
外気温がマイナス10℃だろうと、大雪が降ろうと、特に何もしていないのである。
まぁ、テラスの下に置いてあるので、雪などは被らないのだが。
 
こうした中、一番気になるのはバッテリー上がりである。
安曇野は寒いし雪が積もるので、冬はバイクではほとんど走らない。
今シーズンは昨年11月からこれまで、1度も引っ張り出すことはなかった。
つまり、エンジンもかけないので、放置状態と同じである。
エンジンを動かさないということは、バッテリーは充電されないわけであるからして、冬の間は放電しっぱなしになってしまうのだ。
ましてやマイナス10℃を下回ることもあるくらい寒い時期なので、バッテリーにとって良いことなど無い。
 
ということで、昨年秋にGSX1400にはセルスターのソーラーバッテリー充電器「SB-300」を接続したのだ。

こんな感じ↑
シートの上にくっついているのが「ソーラーバッテリー充電器」である。
 
で、肝心な効果であるが、とても良好である。
実は、昨年9月にこの「ソーラーバッテリー充電器」を付けたときは、GSX1400のバッテリーが弱っているなと感じたから付けたのである。
接続した当時は、「ソーラーバッテリー充電器」に付いているバッテリーチェッカーで確認すると、「中」の位置にランプが点いていて、あまり良い状態ではないことがわかっていた。

昨年9月。「高」のランプは点いていなかった。↑
 
しかし、この冬の間にGSX1400は一度も動かさなかったというのに、バッテリーチェッカーでは「高」が点灯しているではないか。
しかも外気温は0℃くらいである。

今ではしっかり「高」が点灯している。
 
正直、これには驚いた。
半信半疑で付けたのだが、しっかりバッテリーは充電されているのである。
これは「効果あり」なので、同じく放置車両となっているNINJAにも付けてみようではないか。
まぁ、NINJAのバッテリーは昨年秋に新品に換えたばかりなので、あまり心配はしていないのだが、それでもバッテリーの寿命を落としてしまうのはいい感じがしないのである。
 
ということで、同機種の「セルスター ソーラーバッテリー充電器 SB-300」を購入。
もっと発電量の多い製品もあるようだが、停車時に使う電子機器は時計ぐらいしか付いていないバイクに使うためなので、SB-300でじゅうぶんかなと思う。
まぁ、GSX用に自分で使って実績があり、接続の仕方も判っているほうが安心なので、セルスター製をチョイスした。

「SB-300」のパッケージはこんな感じである。

 
バイクへの接続の仕方は至って簡単。
製品に付属している赤いコードと黒いコードをそれぞれバッテリーの+と−に接続するだけである。
もともと自動車用であるからして、コードは長いので、ちょっと配線の取り回しを考えて、リアシート下の小物入れあたりから外にコードを出せるように配線しておく。
こうすることで、走行時にはソーラーパネルを取り外して、コードは巻いて小物入れに入れておけるようになる。
 

↑使わないときは、ジャックを抜いて簡単に取り外せるのだ。
 
装着にかかった時間はわずか10分程度。
こうしてNINJAにも「ソーラーバッテリー充電器」が付いた。
これでちょっと安心である。

↑GSX1400と同じように、ソーラーパネルにビニール袋を被せて、バイクカバーの上にダブルクリップで挟みこんだ。(ジップロックが手軽でオススメ)
 
NINJAのバッテリーは、某オークションで3000円で購入したものなので、バッテリーが上がったら、また3000円のバッテリーを買えば済んでしまうのだが、安いものでも、物は大事にしたいではないか。
ということで、太陽発電はバイクにも優しいの巻である。